道端に座り込んで
このところ次の制作のための写生に専念しています。道ばたに座り込んで描いていると、いろいろな人が通り過ぎていきます。ほとんどの人は無視していくのだけれど、中には覗き込んで「いいご趣味をお持ちですね」などと声をかけてくださる方もいますが、私としては無視してくださるとありがたいのです。しかし、野外での写生は、人様の目を意識していると描けませんので、だいぶ慣れました。最近ちょっと面白いと思ったマンホールのふたを見つけたので、10年以上前に描いた「過ぎてゆく」という作品を思い出し、また道端を描いてみようと思い立ちました。「過ぎてゆく」2010年日展今度はどんなイメージで描くか、いろいろ思い浮かんでいますが、確定に至っていませんので、まだその材料を集めるためにいろいろスケッチをしている段階です。道端に座り込んで