5月1日 生きるために食べると、食べるために生きる。頼みは「本」(個人的意見です)。
池田晶子さんが、ご自身の脳内での会話のように見える池田ソクラテスに語らせた言葉。正確ではなくうろ覚えだが。 衣食足りて礼節を知る。その逆はない。 まずは「衣食を足らしまねばなるまい」 そういう「残念な」ことを学ぶのが、大人ということだろうか。仮に遺産などがあったにしろ、学びは必要だ。 だが、「衣食を足らしめるための活動とは、耐えることと同義であろう」ということを思うようになるし、耐えることなしに衣食が足りる、ということは僥倖ではあるが、維持は困難かも、という予感も得るだろう。 人間、楽な状況から厳しい状況に行くのは嫌だからだ。 逆はいい。 だが、食べることこそが人生である、というなかば「やけく…
2024/05/01 05:15