入門弟子と入室弟子
伝統中国武術の弟子には二つタイプがあります。入門弟子と入室弟子。カンフーの映画で武術の練習を屋敷の庭でやっているのをご覧になられたこと、あるのではないでしょうか。庭に入って教えてもらうためには門を入らなければならないので「入門」、さらに師匠の家族同様となってて伝統を全て引き継ぐために家まで入ってより多くの時間を一緒に過ごすので「入室」。入室弟子になると技を引き継ぐ責任が重くなる一方、一般の人や入門弟子には教えないことを教えてもらうことができるようになります。その責任とたの弟子とのつながりはさながら家族同様で、一度入室弟子になったら、基本的には途中で投げ出すことはできません。師匠にとっても引き受けた入室弟子は我が子同様に育てます。 うちの師匠の弟子は、こんな感じです。 入室弟子が7人、入門弟子の数はたくさん。私は2020年の6月に他の二人と一緒に入室弟子になりました。師匠や先輩入室弟子は中華系でない私が本当にその文化を深淵まで学べるのか、本当に家族の一員としてやっていけるのかと心配をしていましたが、最後は引き受けてくれました。ちなみにそれは、自分が入門してから3年目のことでした。 うちの